だからと言って、すぐに釣りに行ったかと言えばNO。
ここは秋田大学病院。
本日の休みは長女を病院へ連れて行くため。
恥ずかしながら、
以前
グチった事がありますが病状は今のところ好転していません。
かと言って悪くなっている訳ではありません。
ただ時折頭痛に襲われる彼女は
「あたし、普通になりたい」と。
胸が詰まりました。
なんとかして早く良くなる方法はないものかと模索しても
医師の判断に委ねるしかないのが実情。
現在、月一回のペースで地元の病院に大学病院の先生が来るのですが
こちらから行った方がペースも早いかもしれないと思い
紹介状を持って行った次第。
結局は、「最低三年、普通で五年は投薬治療必要」
長い付き合いになりそうです。
こうなりゃトコトン付き合いますよ!
早朝起床し向かったので、午前中で診察は終わり。
昼過ぎには能代に帰っていました。
ここで悶々とする自分がいます。
平日の休みなのに、もったいないじゃないか・・・川に向かわないのか。
実は6月のスケジュールが出まして・・・
最悪なのです。
土日仕事になる週が2回。
今のところ平日休みなし。
出張3日間あり。ストレスたまります。。。
日本のサラリーマンである限り、いつまでもこんな非人間的な生活をしなければならないのでしょうか。
もっと人間らしく生活したい。
やはり週休3日希望!
二日間家族と一緒に過ごしても、もう一日は釣りが出来る。
賃金は今より低くてもいい、そのかわり雇用人員が増えて休みが増えて・・・。
金はなくても心にゆとりが持てる時間が欲しいな。
どうもグチっぽくなってしまうな?
そろそろ釣りの話。
「釣りに行けないとストレスたまってオカシクなってしまうぅぅ?」
と妻に宣言し、イブニングへと向かったのでありました。
平日に川に人なんている訳ない という思いは脆くも崩れ去り(涙
しっかりいるではありませんか。
そこにいたのは埼玉からいらした御老人二人。
ワンボックスカーに泊まり、釣りをし、飲み、食い・・・
素敵な旅をしていました。
御年、平均寿命を越えているとおっしゃってました。
「年金生活だから大変だよ」なんて言葉が、ちょっぴり羨ましかったりして^^
さすがに五月も末、ライズがあちこちに見えます。
今日はボディ色違いのエルクヘアカディス三種類のみで釣りをしようと決めて釣り始めます。
ただなんとなくそうしてみたかった。
なかなかライズを拾えず、自分の力不足を実感しながらの釣り。
でも釣りが出来る幸せ。
川原に立てる幸せ。
緑に囲まれながら、サラサラ吹く風と一緒に時間を過ごす贅沢。
娘の言葉に、そう思わずにはいられなかった。
いくつものアタリとバラシを繰り返し
全くライズのない流芯にポトリとオレンジボディのエルクを投射。
するすると流れる毛鉤が視界から消える刹那。
何度も水面を割りながら、徐々に姿を現すヤマメ。
これ以上ない幸福感。
体高があり、美しく力強い姿態。。。
ロッドを持つ腕にも幸福感を与えてくれたヤマメ。
まさに至福の一時。
私は絶対に敵わない。
これだけの幸福感を誰かに与える事なんて絶対できやしない。
川で釣りをするだけじゃなく、タイイングやハンドメイドなどフライの楽しさは無数にある。
そんな趣味を持てた幸せ。
平凡な日常・・・たった一尾の魚・・・フライフィッシング・・・
そこかしこに幸福は溢れているかもしれない。
気掛かりなのは妻の機嫌の悪さ。
私の幸福感と彼女のそれは反比例しているかもしれない(爆